重曹について 軽いクレンザーとして、 漬け置き洗いに炭酸塩とミックスして、食用グレードのなので、お掃除や食器洗いだけでなく、入浴剤や、お料理にもご活用ください重曹は、化学式 NaHCO3、炭素水素ナトリウム、ベーキングソーダともいいます。 粒子が細かいので研磨効果を併せ持つ、弱アルカリ洗浄剤として使えます。 アルカリ性は、弱い順から、重曹 /pH約8→セスキ炭酸ソーダ/pH約9→石鹸/pH9.5ー10.5→炭酸ソーダ(ナトリウム)/pH約11→水酸化ナトリウム(苛性ソーダ、強アルカリです) /pH約14 ※pHが高いほど、アルカリが高く、洗浄力は強くなります。 健康な人の肌は、pH4.5から6.0の弱酸性ですから、なぜ、重曹が手肌に優しいのかお判りいただけると思います。 なので、こまめにすれば重曹だけで軽い汚れは落とせますし、やや水に溶けにくいところもポイントで、まずは(キッチン、浴槽、トイレ、どこでも)振りかけて、スポンジなどでこすり洗いしてみてください。 また、水に溶かし、熱を加えることで炭酸ソーダ水に変化しますが、その際、発生する炭酸ガスがお鍋のコゲつきを浮かせ、いとも簡単にきれいにしてくれることも、よく知られています。(アルミは黒くなるので、使えません。) そして、温泉の主要な成分でもあります。 温泉の分類の内、「重曹泉」はナトリウム炭酸水素塩泉ともいい、皮膚を柔らかくする作用がある無色透明のアルカリ性の温泉で石鹸もよく溶けます。 皮膚を軟化させ、脂肪や分泌物を乳化させるため、肌がなめらかになるので「美人の湯」とも呼ばれ、日本では鳴子温泉、化粧水で有名なフランスのアベンヌも重曹泉です。 カップ一杯、浴槽に入れて暖まってくださいね。 |