ベーシック・クリームソープ

ベーシック・クリームソープ 石けん講座

石けん講座 in いまじん

小幡有樹子さん(たおさん)石けん講座
第九回 開講レポート

2010年7月1日(木)・7月2日(金)の2日間、第九回たおさん石けん講座を開催しました。
今回のテーマは「ベーシック・クリームソープ」です。

講座内容

  • ベーシック・クリームソープ
  • ホイップソープの作り方
  • クリームソープの特徴と調整方法

ベーシック・クリームソープ

材料

精製水 450g
苛性ソーダ 12g
苛性カリ 88g
ステアリン酸 300g
ココナッツオイル 100g
オリーブオイル 100g
グリセリン 150g
ローズマリーエキス/ROE 2g

クリームソープの特徴

苛性ソーダと苛性カリを使った石けん生地をホイップして、なめらかなクリーム状の石けんを作ります。
シェービングソープやスクラブソープなどによく使われるレシピです。

今回は作りやすさを重視したベーシックな配合です。
オプションを加えながら、硬さや使い心地を調整できます。

ホイップソープの作り方

オイル類の湯煎

  1. 鍋にお湯を入れ、湯煎の準備をします。
  2. 耐熱ボウルにステアリン酸を入れ、湯煎を開始します。
  3. ココナッツオイル、オリーブオイル、グリセリンもボウルに入れ、蓋をします。
  4. すべてが溶けるまで湯煎します。

アルカリ液を作る

  1. 耐熱容器に精製水を入れます。
  2. 苛性カリ、苛性ソーダをそれぞれ量り、精製水に加えてよく混ぜます。

石けん生地を作る

  1. オイル類がすべて溶けたら、一旦火を止めてボウルを下ろします。
  2. アルカリ液を加えます。
  3. ブレンダーで、生地がはちみつ状になるまで撹拌します。

湯煎する

  1. 石けん生地の入ったボウルを湯煎鍋に戻します。
  2. 蓋をして30分湯煎します。
  3. 10分に1度くらい、しゃもじでかき混ぜて様子を見ます。
  4. 30分後に火を止め、蓋をした状態で粗熱が冷めるまで置きます。
  5. 粗熱が取れたら、ラップをボウルにぴったりとかけ、1日以上置きます。
  6. 寝かせている間に1〜2度、生地を混ぜます。

ホイップする

  1. 石けん生地が白くなり、グロス感が出て、やわらかくなったことを確認します。
  2. 香りやスクラブ剤など、好みのオプション材料を加えます。
  3. 電動ミキサーで、石けんの塊を崩すようにホイップします。
  4. 硬すぎる場合は、精製水を10gずつ足しながらホイップします。
  5. 好みの硬さに仕上がったら、容器に詰めます。

作り方のコツ

クリームソープの使用開始は、作成から2週間後くらいを目安にし、自分の肌で確かめて決めます。
長く寝かせるとよりマイルドになりますが、湿度により石けん中の水分が変化するため、硬さも変わります。

ゆるくなった場合は乾燥または加熱で水分を飛ばし、硬くなった場合は水分を足して調整できます。
湯煎後の生地を寝かせておき、使う前にホイップしてもよいでしょう。

必要な道具

  • はかり
  • アルカリ水を入れる容器
  • アルカリを量る容器
  • 計量カップ
  • ブレンダー
  • 湯煎用の鍋
  • 耐熱ボウル
  • しゃもじ
  • ホイップ用の深さのあるボウル
  • ハンドミキサー
  • 計量スプーン
  • エプロン、ゴム手袋、新聞紙、ペーパータオル、鍋つかみ

素材はステンレススチール、ガラス、プラスチックを使います。
アルミニウム、銅、鉄、テフロン加工のものは避けてください。

第九回講座を終えて

今回は、シェービングソープやスクラブソープとしても使われる、ベーシック・クリームソープを作りました。
オプションを加えることで、好みの硬さや使用感に調整できるのが魅力です。

オイルの温度を高くするため、酸化防止剤を入れると安心です。
いまじんオリジナルの「パワーROE」も、たおさんに使いやすいとご紹介いただきました。